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地元再発見
先日古河市に新たにオープンした道の駅、まくらがの里こがに行ってきました。
県内最大級の道の駅とのことでしたが、そんなに広い道の駅に多くの出店があるのかと実のところ少し心配していたのですが、いざ行ってみれば予想はいい方に外れていました。

広い売り場に市内および近郊の生産農家さんの生産物が並び、ローズポークや烏骨鶏の卵、季節の野菜や、普段あまり見かけない洋野菜やハーブ類などもあり、品揃えも充実しています。

加工食品は漬物や干物、醤油やドレッシングなど、こういう商品を作っている会社が地元にあったんだ、という新しい発見もありました。


ところで、道の駅の名前「まくらがの里こが」ですが、まくらがの里ってどういう意味なんでしょうか?
ふとそんな事が気になって調べて見ました。

奈良時代に編纂された万葉集の中で古河を詠った歌があるそうです。

■まくらがの古河の渡りのから梶の音高しもな寝なへ子ゆゑに
■会はずして行かば惜しけむまくらがの古河こぐ船に君も会はぬかも

どうやら「まくらが」は「こが」に掛かる枕詞のようです。

ではこの「まくらが」を更に調べてみると、万葉集では「麻久良我」と記されていて、これは「どの国にも属していない地域」を指すという解説を見つけました。
同様に万葉集で「こが」は現在の地名としての「古河」ではなく、「許我」と記されていて、こちらは「水辺に船をすすめる」という「滸找」を由来としているのだそうです。渡良瀬や利根川にあった舟の渡しを指しているのでしょう。

つまり、「まくらがのこが」とは「何処の国にも属していない地域にある舟の渡し場」という意味になります。

では「まくらがの里」となるとどうでしょう?
里が「故郷」のような、何かの発祥の地であるという意味合いにすると少し変ですね。

そこで、「里」について改めてその言葉の意味を辞書に求めると、
山中や田園地帯などで、人家が集まって小集落をなしている所。ひとざと。むらざと。村落。
と、ありました。

これでしたら、まくらがの里=何処の国にも属していない地域にある舟の渡し場に広がる集落

となり、それらの集落が古河の起源だということが判り、その起源を万葉集にまで遡って求めることのできる街ということになるわけですね。

大分話が横道にそれてしまいましたが、「道の駅まくらがの里こが」地元の再発見があるかもしれませんので、機会があれば是非足を運んでみてください。

香川
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【2013/07/10 09:00】 | 未分類 | page top↑
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